帰ってきた介護セミナリオ!リターン<028>「新経済・財政再生計画 改革工程表2018」から居宅介護支援に関わる箇所を読み解く その2
平成30年12月20日(木曜日)に行われた「平成30年第17回経済財政諮問会議」では 新しい工程表 資料1-1 新経済・財政再生計画 改革工程表2018(PDF形式:2,038KB)
が、公表されました。 これに基づき今年、社会保障審議会介護給付費分科会で介護分野の論議がされます。
この膨大な工程表の中から、ケアマネジャーに関連するものをpick upしてお伝えします。 今日は、その2回目。
「2-3 医療・福祉サービス改革」の項目より。項目の冒頭数字は新たな工程表のナンバーです。
36 データヘルス改革の推進
iv AIの実装に向けた取組の推進
取組事項 人口減少の中にあって少ない人手で効率的に医療・介護・福祉サービスが提供できるよう、AIの実装に向けた取組の推進、ケアの内容等のデータを収集・分析するデータベースの構築、ロボット・IoT・AI・センサーの活用を図る。
- 保健医療分野でのディープラーニングや機械学習等のAI 開発を戦略的に進めるため、
ゲノム医療
画像診断支援
診断・治療支援
医薬品開発
介護・認知症
手術支援
を重点6領域と定めて開発・実用化を促進する。
ざっくりいうと。 ロボット・IoT・AIを重点6分野で実用化を目指す。
ということです。具体的なスケジュールは。
2019年度 重点6領域を中心に必要な研究事業等を実施し、AI開発を加速化するとともに、AI開発に必要な医用画像のデータベースを構築。
保健医療分野AI開発加速コンソーシアム報告書(2018年度末取りまとめ予定)に基づき今後のAIの社会実現に向けた研究事業等に反映。
ざっくりいうと。
2019年度中に研究事業を始めて、AI開発を加速化
2018年度末に取りまとめた報告書をもとにAIの社会実現につなげる研究事業に反映
します。
これは、次回の投稿"43”につながります。
続きはまた次回。