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帰ってきた介護セミナリオ!リターン<023>「多職種による自立に向けたケアプランに係る議論の手引き(介護保険最新情報vol.685)」を読み解いてみる その8

居宅ケアマネジャーの皆様。 さて!

ケアマネジャーは市町村にケアプランを提出した後、 地域ケア個別会議に出席します。 そこで、どのようなことについて説明するのかを、昨日ざっくりお伝えしました。

さらに。

以下の点にもツッコミが入る可能性があります。

p.16から引用します。

おっと、その前に。 介護予防活動普及展開事業」については、厚労省のhpに以下のように明記されています。引用します。リンクも貼ります。

生涯現役社会を実現するため、先行的な市町村で取り組んでいる効果的な介護予防の仕組みを全国展開し、元気な高齢者を増やすことを目的として実施しています。 具体的には、 (1)介護予防における市町村のリーダーシップ構築 (2)市町村が主体的に介護予防に取り組むための組織づくりと運営 (3)効率的・効果的な短期集中予防サービスの実施と地域の通いの場の充実を全国の市町村で実践できるよう、 技術的な支援を行います。

このhpには、「敵(?!)」を知るpdfがいくつかあります。 一度お目通しをした方が良いと思います。 敵を知れば、百戦錬磨。

では、改めてp.16を引用します。

提供された資料や事例の説明から、生活行為の課題とその要因が明確になっているかを確認します。 具体的には、以下の点がポイントになります。

1.課題を中心とした情報の収集 ①生活行為の課題や、課題が生活に与える影響 ②本人が認識している課題 ③本人が望んでいる状態や状況 ④本人が望んでいる支援 ⑤本人と家族の関係性 ⑥本人と知人、友人、近隣住民等との関係性 ⑦家族が認識している課題や意向

2.生活の中での「出来ること」と「出来ないこと」の能力評価 ①「出来ること」と「出来ないこと」の整理 ②「出来ること」のうち、「していること」と「していないこと」の確認 ③「出来ること」のうち、出来る状況が限定されていたり、見守りが必要な生活行為の確認 ④「出来ないこと」の工程分析をし、自立を妨げる要因の抽出 ⑤「していないこと」の要因分析をし、「していない」解決方向の推測

3.「出来ない」要因の分析 ①課題と背景要因(因果関係)の包括的な理解 ②「出来ない」要因を個人・環境の視点で整理 ③「出来ない」要因に対して、期間限定的な支援が必要か、継続した支援が必要かの見極め※ ④「出来ない」要因に関する自立支援の観点から様々なアプローチの検討

※予後予測や治療方針については医師または歯科医師に確認すること

これらのポイントについて、不明確な点がある場合には、事例を提供しているプラン作成担当や事例提出者に対して、具体的に問いかけをします。それにより、プラン作成担当や介護サービス事業所から、必要な情報を引き出したり、シートへの望ましい記載方法やアセスメントにおける重要な視点などについての気付きを促すことができます。

とのことですが、 ケアマネジャーはこれらを、アセスメントの際に確認しているはずです。 理路整然と回答することができましょう。

もし、できない、とするならば。 今からでも遅くありません! これらを聴取する技術を磨きましょう。

地域ケア個別会議対策、

のみならず

自らのスキルアップを!

この内容は、これで一旦、おしまいです。新年からは別なテーマを投稿いたします。

みなさま、良いお年をお迎え下さい。


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