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帰ってきた介護セミナリオ!リターン<021>「多職種による自立に向けたケアプランに係る議論の手引き(介護保険最新情報vol.685)」を読み解いてみる その6

居宅ケアマネジャーの皆様。 さて!

「地域ケア個別会議における議論のpoint」について引き続き投稿致します。

前回、 利用者本人が消極的・拒否的な意向の場合は、配慮する。 その場合の着目点は

1. 「できる能力があるのに、していないことは何か」 2. 「かつてはしていたのに、しなくなったことは何か」 3. 「それはどうしてなのか」

この視点で、自立に向けての意欲が失われている理由を解明し、想いを引き出し、意欲を高める方法を検討することが必要とお伝えしました。続きます。

自立は、一気に、ガラッと、一度でできることではありません。 環境との継続的な交互作用を通して実現可能になります。

そのため、ケアマネジャーは 将来を見越してケアプランを作成することが求められます。

同時に、 本人のみならず、家族や地域に働きかけが必要になります。 つまり、家族や地域もケアチームの一環であり、彼らにも「この利用者が自立を実現可能になるようにしませんか?」という働きかけについても検討が必要になります。

ケアプランの前提として 単なる計画ではなく、ケアマネジメント全てのプロセスを見える化したもの です。 ここを誤らないようにしましょう。

そのため、地域ケア個別会議では 「高齢者一人ひとりの生活を支える検討をすることになるという覚悟」が 出席者メンバーに求められてきます。

この続きはまた次回。 頑張ります。


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