帰ってきた介護セミナリオ!<010>「連携」という単語ではなく「協力!」「情報伝達しよう!」に
たったひとつの情報提供しなかったために、大事になることがあります。
「連携」という単語は大それている印象があるので「協力!」「情報伝達しよう!」を推進したいと考えています。フットワーク軽く、適度にコミュニケーションをしましょう!
とあるところで…… 独居で暮らす利用者がいました。お住まいでの主なサービスは訪問介護と通所介護です。 ある日、ある期間、ショートステイ利用しました。諸事情により延長となりました。 この情報を、訪問介護と通所介護事業所に連絡を忘れたケアマネジャーがいました。
訪問介護と通所介護事業所は、それを知りません。なので、ショートステイから戻ってお住まいにいると思い、サービス提供のために訪問をしました。 でも、利用者本人は、いるはずがありません。ショートステイ延長ですもの。
そこで、訪問介護と通所介護はキャンセル料を請求することとしました。 しかし、利用者本人に咎はないため、請求はできません。 そのため、居宅介護支援事業者に請求を行いました。
法人同士で、喧々諤々の論争が繰り広げられましたとさ。
たったひとつの情報提供をしなかったばかりに、法人上層部を書き込んでの事象に展開。ケアマネジャーの責務はとても重要です。
日頃から「利用者を中心とした<協力体制>=チームで動いているんだ!」を意識することで、情報伝達を確実に行うことができると思います。
医療と介護の連携もしつつ、介護サービス間での「情報伝達」を特に意識したいものです。